第35回北方領土返還要求運動神奈川県民大会
令和元年11月20日(水)横浜情報文化センター 情文ホール
横浜情報文化センター 情文ホール 18時~20時02分
 主催者挨拶
 北方領土返還要求運動神奈川県民会議会長
 神奈川県議会議長の梅沢裕之
県民会議会長 梅沢裕之
 来賓挨拶 神奈川県知事 黒岩 祐治 氏
神奈川県知事 黒岩 祐治 氏
 知事から「全国知事会を通じて北方四島の早期返還を政府に対して強く要望しております。この北方領土問題を改めて認識し、そして返還の運動の輪がさらに広がっていくよう、県としても引き続き皆様とともに積極的に取り組んでいきたいと考えております」と力強いご挨拶をいただきました。
 独立行政法人
北方領土問題対策協会:理事長 諸星 衛氏
独立行政法人 北方領土問題対策協会
理事長 諸星  衛氏
諸星氏と黒岩知事はジャーナリスト時代の知人だそうです
 「北方領土返還の一日も早い実現のために、日ごろからこの地域の先頭に立って熱心に活動しておられます皆さんに心から感謝を申し上げます。特に、神奈川県民会議の皆さんにおかれましては、青少年に対する啓発事業、あるいは後継者の育成、あるいは神奈川県民に対する啓発等々、精力的に多大な貢献をなさっていることに対し、大変敬意を表したいと思います。
 とりわけ、ことしは、この5月下旬に、北方領土に住んでいるロシア人を日本に呼んできています。この受入事業におきまして、皆さんに大変協力いただきました。川崎市立南加瀬中学校での中学生との交流、あるいは神奈川大学での大学生との交流、鎌倉市内での鶴岡八幡宮の視察等々、多様な事業を展開することができました。こちらに来たロシア島民たち、青少年たちも、大変感動したということで帰っていったということであります。これも、ひとえに受入県として積極的にご支援いただきました県民会議の皆さんのご協力のおかげだと思って、改めて感謝申し上げますありがとうございました。」
「北方四島交流青少年受入事業参加報告」
 この事業は、北方領土に住むロシア人青少年を日本にお招きしまして、日本人の学生の皆様との交流を深めることによりまして、信頼関係を醸成いたしまして、北方領土問題の解決に寄与することを目的に実施しているものです。
 この5月25日の交流事業に参加された神奈川大学の学生の古賀さん、中薗さん、近田さんからの報告です。
「まず、私たちは自己紹介を行い、電車に乗り、みなとみらいのランドマークタワーへ向かいました。僕たちは、ふだん乗っているように定期を使って横浜駅からみなとみらいまで向かいました。私たちは朝のラッシュになれていましたが、彼らは日本の朝のラッシュの様子に驚いておりました。 みなとみらいに向かいますと、日本最速のみなとみらいのランドマークタワーのエレベーターの速さに驚かされました。展望フロアに着くと、横浜が360度見渡せる絶景に感動しておりました。昼に大戸屋に向かいました。大戸屋で日本食を楽しみつつ、ふだん何を食べているか、また学校での授業の様子やふだんの休暇について、横浜で初めて見たものや体験したこと、また共通してあるものについて話しました。私たちの生活と異なるものもありましたが、同じような共通してあるものも多く、驚かされました。 また、私たちと交流している際も、子どもたちはショッピングに夢中になっていて、とても楽しそうに洋服を選んでいる様子が印象的でした。私は、北方四島の子どもも日本の若者と変わらず、おしゃれに敏感であることに驚きました。」
「北方四島交流教育関係者・青少年訪問事業参加報告」
 神奈川県北方領土問題教育者会議、横浜市立中川中学校教諭、相磯達夫先生からパワーポイントを見ながら楽しい報告をいただきました。「この事業は、日本の教育関係者と青少年がともに北方領土を訪問いたしまして、各島に在住するロシア人との交流を図り、相互理解を深めることによりまして、北方領土問題の解決促進に資するためのものでございます。本県からは9月6日から5日間の日程で相磯達夫先生と中学生2名で視察しました。まず、1日目は根室に集合して事前研修をした後、2日目、国後島に上陸し、その後のいろいろな活動についての事前打ち合わせをいたしました。さらに、3日目、ここからが本格的になってきますが、景勝地や各施設の見学、メインの1つであるホームビジットをやったということでございます。4日目には、また施設見学、2つ目のイベントである住民交流会に参加して、5日目に国後島を離れて根室に帰って解散という行程でした。」
 東京大学文学部でロシア語、ロシア文学を専攻された後、NHKに入局、政治、経済、エネルギー、テロ等の問題、それから文化など、多岐にわたる番組を取材、制作、モスクワ支局長なども務め、ロシアの情勢にはひときわ造詣が深くNHK退職後の現在も、解説委員として勤めています。
記念講演:北方領土問題有識者のジャーナリストの石川一洋氏
 「北方領土問題と安倍対ロシア外交」。         (講演内容は四島のかけ橋第66号をご覧ください
 「北方四島と道東の歴史的な関係は、今は領土問題で断絶していますが、今の安倍政権の考え方の大きな方向性はどういうことか。この歴史的な関係を復活させよう、それが共同経済活動です。四島と根室などの道東を復活させるということです。もしも日ロの平和条約が結ばれたら、根室と四島にはどんな姿が待っているのか。私はおととし、石垣島に行きました。観光ではありますが、八重山群島のあの姿です。石垣島が根室、道東だとすると、西表島とかそのほかの小浜島とかは、大体、国後、択捉あたりまで、位置関係は似ているわけです。石垣島から毎時間のようにフェリーが出ていくわけです。西表とかそういうのは買い物に来るわけです。平和条約ができて、日ロが共存できれば、そういう姿が待っていると思うわけでございます。石垣島からは西表と八重山群島へ行ってみようというツアーがあるわけです。そうすると、道東から四島へという今のパイロット、試験的なものではなく、本当にすばらしい自然とかを楽しむ日本とロシアによる観光あるいは人の往来という姿が出てくるのではないか、あるいはそういう姿をつくれないか。それが、島について言えば平和条約の目的ではないかと思います。」講演の終了後に質問の時間があり、シベリア抑留問題を領土交渉の道具として使えないか。北東アジアの戦略、ロシアと日本はうまく平和条約が締結できるのか、何か障害になるものがあるかどうか。北方領土問題を解決するためには、ロシアの中で反対する人たちがやはりいますよね。そういう人たちのことを背景にして、プーチン大統領はなかなか一歩を踏み出せないんじゃないか。など多くの質問がありました。
大会宣言 神奈川県農業協同組合中央会常務理事 四條 信仁 県民会議理事
大 会 宣 言
 歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島からなる北方四島は、歴史的にも国際法上も、疑う余地のない我が国固有の領土であり、一日も早い返還の実現は、全国民共通の悲願である。 しかしながら、戦後70年余年が経過した今日においてもなお、ロシアの占拠のもとに置かれ、領土返還への道のりは依然として険しい状況であることは、誠に遺憾である。北方領土問題の解決なくして、日本とロシアの間に真の友好と信頼関係を築くことはできない。 私たちは神奈川県民の総意を結集し、北方領土の一日も早い返還を実現するため、県民会議設立の趣旨のもと決意を新たにし、さらにねばり強く運動を推進していくことををこに宣言する。
令和元年11月20日
第35回北方領土返還要求運動神奈川県民大会   
多数の参加者がありました。  北方領土返還要求署名簿に多くの大会参加者からご署名をいただきました。ありがとうございました。
パネルの展示
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